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ふるさと納税でよくある失敗あるある|注意点と対策を薬剤師りくが解説

年末の「使い切らなきゃ」という気持ちで、フルーツの返礼品を一気に注文したことがある。

届いた箱を開けて、正直「これ、家族4人で食べきれるかな」と固まった。

ふるさと納税は仕組みさえ知っていればお得な制度ですが、僕自身も含めて「あるある」と言われる失敗がいくつかあります。

この記事では、これからふるさと納税を始める方や、始めたばかりの方が同じ失敗をしないように、よくある失敗パターンと対策をまとめて解説します。

目次

限度額オーバーで自己負担が増えてしまう失敗

ふるさと納税でもっとも多い失敗が、控除の上限額(限度額)を超えて寄付してしまうケースです。

ここでは、限度額を超えるとどうなるのか、なぜ間違えやすいのかを解説します。

なぜ限度額を超えてしまうのか

限度額は年収や家族構成、他の控除の有無によって一人ひとり違います。

「去年これくらい寄付できたから」と前年の感覚のまま寄付してしまい、年収が下がった年や扶養家族が増えた年に限度額を超えてしまう、というパターンが少なくありません。

限度額を超えた分は控除の対象外になり、単なる寄付(自己負担)になってしまいます。

限度額はシミュレーターで年収を入力すればすぐに目安が出ますが、ギリギリまで攻めるのではなく、少し余裕を持った金額に抑えておくと安心です。

限度額の具体的な計算方法は、以下の記事で年収別に詳しく解説しています。

ふるさと納税の上限額はいくら?年収別の計算方法をわかりやすく解説

ワンストップ特例・確定申告まわりの失敗

控除を受けるための手続きまわりも、失敗しやすいポイントです。

ここでは、手続きに関する代表的な「あるある失敗」を紹介します。

ワンストップ特例の申請書を出し忘れる

ワンストップ特例制度は、確定申告なしで控除が受けられる便利な制度です。

ただし申請書には提出期限があり、寄付した翌年の1月10日必着というルールがあります(土日にあたる場合は翌営業日が期限になることもあります)。

年末に駆け込みで複数の自治体に寄付すると、申請書の提出が期限ギリギリになったり、うっかり出し忘れたりすることがあります。

申請期限に間に合わなかった場合や書類に不備があった場合でも、確定申告をすれば控除を受けられます。焦らず確定申告に切り替えましょう。

寄付先の自治体数を数え間違える

ワンストップ特例は、1年間に寄付した自治体数が5自治体以内の場合にしか使えません。

同じ自治体に複数回寄付した場合は1自治体としてカウントされますが、「あといくつ寄付できるか」を数え間違えて6自治体目に寄付してしまうことがあります。

6自治体以上に申請書を提出すると、それまでのワンストップ特例の申請がすべて無効になってしまうため、結局すべて確定申告することになった、というケースもよく聞きます。

手続きの詳しいやり方は、以下の記事も参考にしてください。

寄付のタイミング・支払い方法の失敗

意外と見落としがちなのが、寄付のタイミングにまつわる失敗です。

年をまたいで入金され、翌年の寄付になってしまう

ふるさと納税の控除は、寄付金の入金(決済)が完了した日を基準に、1月1日から12月31日の1年間で計算されます。

12月31日ギリギリに申し込みをしても、支払い方法によっては入金の反映が翌年になってしまうことがあります。

「今年の分のつもりで寄付したのに、翌年の寄付として扱われていた」という失敗を防ぐためにも、年末の駆け込み寄付は避けて、できるだけ余裕を持って寄付しておくのがおすすめです。

返礼品の消費ペースを見誤る失敗

制度上の失敗ではありませんが、実際に僕がやってしまったのがこのパターンです。

年内消化を意識して、一度に注文しすぎる

限度額を年内に使い切ろうとして、年末に返礼品をまとめて注文する方は多いと思います。

僕も同じように、年内の使い切りを意識してフルーツの返礼品を一気に注文したことがあります。

ただ、多くの自治体が発送のタイミングを年末年始に合わせているため、複数の返礼品が同じ時期に集中して届いてしまうことがあります。

結果として、冷蔵庫がフルーツでいっぱいになり、家族4人で食べきれるかどうかを本気で心配することになりました。

生鮮食品を選ぶ際は、発送時期を指定できる返礼品を選んだり、寄付のタイミングを数か月に分けたりすると、消費ペースの見込み違いを防ぎやすくなります。

食品系の返礼品選びについては、以下の記事もあわせて参考にしてください。

ふるさと納税で食費を浮かせる活用法|返礼品を「食費の一部」として賢く使う考え方

自己負担2,000円の勘違いによる失敗

「自己負担2,000円」の意味を勘違いして、想定より自己負担が増えてしまうケースもあります。

2,000円の自己負担は、寄付1回ごとにかかるものではなく、1年間の寄付合計額に対してかかるものです。

「寄付するたびに2,000円ずつ引かれる」と思い込んでいると、限度額の計算がずれてしまうことがあるので注意が必要です。

詳しい仕組みは、以下の記事で解説しています。

ふるさと納税の自己負担2,000円は本当にお得?年何回かかるのか薬剤師りくが解説

まとめ|失敗を知っておけば防げるものがほとんど

ここまで紹介した失敗は、どれも仕組みを知っていれば防げるものばかりです。

僕自身、フルーツを一気に注文して困った経験も含めて、失敗しながら少しずつ「自分なりのやり方」を見つけてきました。

これから始める方は、限度額に余裕を持たせること、手続きの期限を意識すること、返礼品は届く時期も考えて選ぶこと、この3つを意識するだけでも失敗はかなり減らせると思います。

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この記事を書いた人

30代の薬剤師として働きながら、新NISAを活用した資産形成に取り組んでいます。「難しそう」と感じている方に、わかりやすく・無理なくお伝えするのがモットーです。インデックス投資と高配当株投資の二刀流で総資産3000万を達成。

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