オルカンの含み益がずっとプラスだったのに、暴落で一気に半分まで減ったときは、正直かなり焦った。
それでも「長期で見ればまた上がっていく」と思えたから、積立を止めずに続けられた。
長期投資と聞くと「コツコツ続ければ安心」というイメージを持つ方も多いと思います。
でも実際には、メリットだけでなくデメリットもあります。
この記事では、長期投資のメリット・デメリットを初心者向けにわかりやすく整理しながら、僕自身が感じたことも正直にお伝えしていきます。
長期投資とは?
ここでは、そもそも長期投資とはどういう考え方なのかを整理しておきます。
長期投資とは、数年〜数十年という長いスパンでお金を運用することです。
短期間の値動きで売買を繰り返すのではなく、時間をかけて資産を育てていく考え方だと僕は理解しています。
新NISAのつみたて投資枠も、この長期投資を前提に設計された制度です。
長期投資のメリット
まずは、長期投資のメリットから見ていきます。
メリット1:複利効果を活かせる
長期投資の大きなメリットの一つが、複利効果です。 運用で得た利益をそのまま再投資することで、利益がさらに利益を生む状態になります。
この効果は運用期間が長くなるほど大きくなっていきます。
僕自身、月1万円から積立を6年続けた実績をこちらの記事で公開していますが、振り返ってみても運用期間が長くなるほど資産の増え方に勢いが出てきた実感があります。
メリット2:短期的な値動きに振り回されにくい
株式市場は日々上下しますが、長期で保有する前提であれば、その日その日の値動きに一喜一憂する必要が少なくなります。
「今日下がったから売ろう」ではなく「長い目で見れば回復する」と考えられるのは、長期投資ならではの強みだと思います。
りく暴落のときに一番助けてくれたのは、この「長い目で見れば」という考え方でした。 目先の数字だけを見ていたら、たぶん積立をやめていたと思います。
メリット3:時間を味方につけられる(時間分散効果)
毎月同じ金額を積み立てる「ドルコスト平均法」という買い方については別の記事で詳しく解説していますが、これと長期投資を組み合わせることで、価格が高いときも安いときも購入時期を分散できます。
一括で高値づかみをしてしまうリスクを抑えられるのも、長期投資と積立を組み合わせるメリットの一つです。
長期投資のデメリット
メリットだけを見ると良いことづくめに思えますが、長期投資にはデメリットもあります。
ここは正直にお伝えしておきたいポイントです。
デメリット1:すぐに大きな成果は出にくい
長期投資は、短期間で大きなリターンを狙う投資スタイルではありません。
数ヶ月〜1年程度では、資産の増え方を実感しづらいこともあります。
すぐに結果を求めたい方にとっては、じれったく感じる部分かもしれません。
デメリット2:含み損・含み益の期間が長くなることがある
長く保有する分、相場全体が下がる局面に遭遇する可能性も高くなります。
含み損の状態が数ヶ月〜数年続くこともありますし、逆に含み益が出ていても、暴落で一気に半分近くまで減ってしまうこともあります。
このあたりの心理的なしんどさについては、投資が怖いと感じたときの話という記事で詳しく書いています。
デメリット3:資金が長期間拘束される
長期投資に回したお金は、基本的にはすぐに引き出さずに置いておくお金です。
近いうちに使う予定があるお金まで投資に回してしまうと、必要なときに現金化できなかったり、下がったタイミングで売らざるを得なくなったりすることがあります。
長期投資で挫折しないために意識していること
ここでは、僕が長期投資を続ける中で意識していることをお伝えします。
正直、含み益が半分近くまで減ったときは、何度も証券口座のアプリを開いてしまいました。
それでも売らずに続けられたのは、「暴落は一時的なもので、長期で見れば回復してきた」という考え方を、事前に自分の中に持てていたからだと思います。
値動きに慣れていない最初のうちほど、少額から始めて複数の資産に分散しておくことも、心理的な負担を減らすうえで役に立ちました。
分散投資のやり方はこちらの記事で詳しく解説しています。
大事なのは、下がったときに慌てて売らないことだと、僕は実感しています。
とはいえ、これはあくまで僕個人の考え方であり、特定の銘柄や商品をおすすめするものではありません。
投資は必ず余裕資金で、ご自身の判断で行っていただくようお願いします。
まとめ
長期投資には、複利効果や時間分散といったメリットがある一方で、含み損の期間が長引いたり、資金が拘束されたりするデメリットもあります。
どちらか一方だけを見るのではなく、両方を理解したうえで自分に合った距離感で続けていくことが大切だと感じています。
これから長期投資を始めてみたい方は、まずは証券口座を開設するところからのスタートになります。
まだ口座をお持ちでない方は、証券口座の開設方法を参考にしてみてください。
どの証券会社にするか迷っている方は、SBI証券・楽天証券どっちがいいかを比較した記事もあわせてご覧ください。








