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インデックス投資は元本割れしない?含み損になったらどうなるのかを正直に話します

オルカンの含み益がずっとプラスだったのに、暴落で一気に半分近くまで減ったときは、正直かなり焦りました。
それでも「長期で見ればまた上がっていく」と思えたから、積立をやめずに続けられました。

「インデックス投資は元本割れしない」という言葉を、SNSなどで見かけたことがある方もいるかもしれません。

結論からお伝えすると、インデックス投資も投資である以上、元本割れする可能性はゼロではありません。

この記事では、なぜ元本割れが起こるのか、実際に元本割れするとどうなるのか、そしてそのリスクをどう考えればいいのかを、僕自身の経験も交えながら解説します。

目次

そもそも「元本割れ」とは何か

まずは「元本割れ」という言葉の意味を確認しておきます。

元本割れとは、投資した金額(元本)よりも、資産の評価額が下回っている状態のことです。

たとえば100万円を投資して、評価額が90万円になっていれば、10万円分の元本割れをしていることになります。

銀行預金のように「預けた金額が減ることはない」タイプの金融商品とは違い、投資信託や株式は市場の値動きによって評価額が上下するため、元本割れが起こり得ます。

元本割れは「損失が確定した」状態ではありません。
売却して初めて損失が確定するため、保有を続けている間はあくまで「評価額が一時的に下がっている」状態です。

インデックス投資は元本割れしない、は本当か

インデックスファンドは、特定の指数(オルカンの評判のような全世界株式指数や、S&P500などが代表的です)に連動するように設計された投資信託です。

個別株のように1社の業績で大きく値動きすることは少なく、値動きの幅は比較的なだらかになりやすい傾向があります。

ただし「値動きがなだらかになりやすい」ことと「元本割れしない」ことは、まったく別の話です。

インデックスファンドは、対象となる指数を構成する何百社、何千社という企業の株価の平均のようなものです。

市場全体が下落する局面では、インデックスファンドの評価額も同じように下がります。

「元本保証ではない」という点は、インデックス投資でも個別株投資でも変わりません。

なぜインデックス投資でも元本割れが起こるのか

インデックスファンドが分散されているのは「銘柄」の分散であって、「市場全体の値動き」からは逃れられません。

景気後退や金融危機、大きな経済ショックが起きたとき、世界中の株式市場が同時に下落することがあります。

そうした局面では、どれだけ多くの企業に分散していても、指数そのものが下がるため、インデックスファンドの評価額も下がります。

投資のリスクには、こうした市場全体が動くリスクのほかにもいくつか種類があります。

詳しくは投資のリスクにはどんな種類がある?初心者にもわかりやすく解説の記事でまとめていますので、あわせて読んでみてください。

過去にはどんな元本割れが起きたのか

世界の株式市場は、これまでにも何度か大きな下落局面を経験しています。

2000年前後のITバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2020年のコロナショックなどが代表的です。

これらの局面では、世界の株式市場全体が数十パーセント単位で下落したことが知られています。

僕自身も、新NISAの成長投資枠でオルカンに一括投資したあと、含み益が一気に目減りする経験をしました。

そのときの結果は新NISAの成長投資枠に一括投資した結果|オルカンに200万円を入れて1年でどうなったかの記事でも公開しています。

また、月5万円の積立を続けた1年間の含み損の推移も新NISAでオルカン月5万円を1年積み立てた結果|トータルリターンと暴落時の含み損を正直公開で正直にまとめていますので、気になる方は参考にしてみてください。

過去の下落局面では、時間をかけて市場全体が回復してきた歴史があります。
ただし、これは過去の結果であって、今後も同じように回復することを保証するものではありません。
将来の値動きを断定的に予測することはできない、という点はご理解のうえで読み進めてください。

元本割れしたとき、実際にはどうなるのか

証券口座の資産状況を見ると、投資額に対して評価額がマイナスになっている「含み損」の状態が表示されます。

ここで大事なのは、先ほどお伝えした通り、売却しない限りは損失が確定しないという点です。

含み損を抱えたまま保有を続け、市場が回復すれば、含み損は解消される可能性があります。

逆に、含み損に耐えられず売却してしまうと、その時点で損失が確定します。

下落局面でよく言われる「狼狽売り」は、この「損失を確定させてしまう行動」を指しています。

暴落時にどう行動するかという点については、ドルコスト平均法とは?なぜ僕は暴落時まとめ買いを選ぶのか|30代薬剤師の投資記録の記事でも詳しく書いています。

元本割れのリスクを抑えるためにできること

元本割れそのものをゼロにすることはできませんが、リスクとの向き合い方を工夫することはできます。

ここでは、僕が意識している3つの考え方を紹介します。

長期で保有することを前提にする

短期的には大きく下落することがあっても、長期で保有する前提であれば、一時的な含み損に一喜一憂しにくくなります。

そもそも、すぐに使う予定のあるお金を投資に回さないことも大切なポイントです。

積立でタイミングを分散する

毎月一定額をコツコツ積み立てる方法は、購入タイミングを分散できるため、高値づかみのリスクを抑えやすくなります。

積立を10年続けた場合にどのくらいの資産になり得るかは、積立投資のシミュレーションで10年後はどうなる?初心者向けにわかりやすく解説でシミュレーションしていますので、あわせてご覧ください。

生活防衛資金を確保しておく

生活費とは別に、当面の生活を支えられるだけの現金(生活防衛資金)を確保しておくことも欠かせません。

手元に現金の余裕があると、暴落時に慌てて売却するという事態を避けやすくなります。

りく

正直な話、暴落で含み益が半分近くまで減ったときは、僕も何度も証券口座を確認してしまいました。
それでも積立を止めずに続けられたのは、「長期で見ればまた上がっていく」と思えたことと、生活防衛資金があったから慌てずに済んだことが大きかったです。

まとめ

インデックス投資は、個別株に比べて値動きがなだらかになりやすい傾向はありますが、元本保証ではありません。

市場全体が下落する局面では、インデックスファンドの評価額も下がり、元本割れすることがあります。

大切なのは、元本割れが起こる仕組みを理解したうえで、長期・積立・生活防衛資金の確保といった工夫でリスクと向き合っていくことだと感じています。

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この記事を書いた人

30代の薬剤師として働きながら、新NISAを活用した資産形成に取り組んでいます。「難しそう」と感じている方に、わかりやすく・無理なくお伝えするのがモットーです。インデックス投資と高配当株投資の二刀流で総資産3000万を達成。

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