NISAで投資を始めようとしたとき、最初にぶつかる壁があります。
「オルカンにすべきか、S&P500にすべきか」
僕も最初はずっと悩みました。
調べれば調べるほど情報が増えて、どちらが正解かわからなくなっていきました。
この記事では、6年間オルカン一本で投資を続けてきた30代薬剤師の僕が、なぜオルカンを選んだのかを正直にお伝えします。
「どちらが正解か」ではなく「自分が続けられるか」という視点でお読みください。
オルカンとS&P500の基本的な違い
まず両者の違いを簡単に整理します。
| オルカン | S&P500 | |
|---|---|---|
| 投資先 | 全世界約50カ国 | アメリカのみ |
| 分散度 | 高い | アメリカ集中 |
| 過去のリターン | やや低め | やや高め |
| 代表的な商品 | eMAXIS Slim 全世界株式 | eMAXIS Slim 米国株式 |
りく過去のリターンはS&P500が高い時期が続いてきましたが、将来も同様とは限りません。あくまで参考程度にご覧ください。
なぜ僕はオルカン一本を選んだのか
結論から言うと、理由は一つです。
「どの国が今後も伸び続けるか、わからないから全部に投資しておく」
それだけです。
S&P500が優れているのはわかっている。でも…
S&P500の方がリターンが高い時期もあります。
それは事実として理解していました。
でも「アメリカがこれからもずっと強い」とは言い切れないとも思っていました。
過去20〜30年はアメリカが圧倒的でしたが、それが今後20〜30年も続く保証はありません。
「もしアメリカが低迷したらどうなるんだろう」という不安を抱えたまま投資を続けるのは、精神的につらい。



S&P500とオルカン、どちらが正解かは誰にもわかりません。わからないなら全世界に投資しておく方が、僕には合っていました。
「全世界に丸ごと投資できる」という安心感
オルカンは全世界約50カ国の株式に一本で分散投資できます。
アメリカが低迷しても、他の国が補う仕組みになっています。
「どの国が伸びるかわからないなら、全部に投資すればいい」
この考え方にたどり着いたとき、悩むのをやめられました。
オルカンの詳しい特徴はこちらで解説しています。
6年間持ち続けられた理由:目的が明確だから
銘柄選びと同じくらい大切なのが「なぜ投資するのか」という目的の明確化です。
僕が投資を始めた頃は、老後のためというぼんやりした目的でした。
でも娘が生まれてから、変わりました。
「老後まで生きる自分のため」から「この子の選択肢を守るため」へ。
目的が変わったら、相場が下がっても怖くなくなりました。
「下がった分だけ安く買えている」と思えるようになったからです。



「何のために投資するのか」が明確な人ほど、相場の波に揺れにくい。銘柄選びより先に、この問いに向き合うことをおすすめします。
投資を始めてから一番変わった考え方
投資を始める前、お金は「稼いで使うもの」でした。
投資を始めてから、変わりました。
お金にも働いてもらえると知った。
配当金が口座に入るたびに「仕組みが動いてる」と感じます。
自分が働かなくていい収入が、少しずつ積み上がっていく。
この感覚が、続ける理由になっています。
6年間積み立てた実際の資産推移はこちらで公開しています。
オルカンかS&P500か:選び方のポイント
最終的にどちらを選ぶかは人それぞれです。ただ参考として、選ぶときの考え方をまとめます。
オルカンが向いている人
- アメリカ以外の国にも分散したい
- 「全世界に投資している」という安心感を重視したい
- シンプルさを大切にしたい
S&P500が向いている人
- アメリカ経済への長期的な信頼感がある
- 過去のリターンの高さを重視したい
- アメリカ企業に集中投資したい
まず口座を開設してから悩む
オルカンかS&P500かを決める前に、まず証券口座を開設してしまうのがおすすめです。
口座があれば、いつでも変更できます。
銘柄選びに悩んでいる間は、投資ゼロの状態が続きます。
まず始めてしまうことが、一番の正解です。



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まとめ
- オルカンは全世界分散・S&P500はアメリカ集中という違いがある
- どちらが正解かは誰にもわからない
- 「わからないなら全部に投資する」という考えでオルカン一本にした
- 銘柄より「何のために投資するか」という目的の方が重要
- 投資を始めてから「お金に働いてもらえる」という考えに変わった
- 迷うより、まず始めることが大切
オルカンかS&P500かという問いに正解はありません。
大切なのは、自分が納得して選び、長く続けられることです。








