「毎月の保険料、なんとなく払い続けているけど、本当に必要なのかな…」
そう感じたことはありませんか?
実は、日本人は世界的に見ても保険料の支払いが多いと言われています。
加入したときのまま放置していると、知らず知らずのうちに必要以上の保険料を払い続けてしまっているケースは少なくありません。
僕自身も30代で家計を見直したとき、生命保険の見直しで月々の固定費をかなり抑えることができました。
この記事では、保険の見直しで押さえておくべき5つのチェックポイントを、薬剤師りくが丁寧に解説していきます。
りく保険の見直しって難しそうに聞こえますよね。でも順番に確認していけば、意外とシンプルですよ。
生命保険を見直すべき理由
なぜ今、生命保険を見直す必要があるのでしょうか。まずはその背景を整理しておきます。
日本人は保険料を払いすぎている
生命保険文化センターの調査によると、生命保険に加入している世帯の年間払込保険料の平均は約37万円(月換算で約3万円)というデータがあります。
もちろん家族構成や状況によって必要な保障は違いますが、「なんとなく加入したまま」「勧められるまま契約した」という方は、一度立ち止まって中身を確認することをおすすめします。
公的保険(健康保険・傷病手当金)で意外とカバーされている
民間の保険を検討するうえで、まず知っておきたいのが「日本の公的保険制度の手厚さ」です。
たとえば、会社員であれば以下のような保障が公的制度でカバーされています。
- 傷病手当金:病気やケガで働けなくなった場合、最長1年6ヶ月、給与の約3分の2が支給される
- 高額療養費制度:医療費が一定額を超えると、超えた分が払い戻される(収入によって上限が異なる)
- 遺族年金:被保険者が亡くなった場合、遺族に年金が支給される
これらをまったく知らずに民間保険に入ってしまうと、二重払いになっていることがあります。 まずは公的保険で何がカバーされているかを理解したうえで、「足りない部分を民間保険で補う」という考え方が基本です。
生命保険を見直す5つのチェックポイント
それでは、実際に生命保険を見直すときに確認すべき5つのポイントを解説します。
①死亡保障は「必要な人だけ」に絞る
死亡保障(生命保険)の本来の役割は、「自分が亡くなったときに、残された家族が生活に困らないようにするため」です。
つまり、扶養する家族がいない独身の方や、共働きで配偶者にも収入がある場合は、大きな死亡保障は必要ないことが多いです。
チェックしてみてください。
- 今の保険金額で、誰を・何年分守る必要があるか計算できているか?
- 子どもが独立したあとも高い保障額のままになっていないか?
- 会社の団体保険と民間保険が重複していないか?
②医療保険は「貯蓄で代替できるか」を考える
医療保険は「入院・手術に備えるための保険」ですが、高額療養費制度があるおかげで、日本では実際の自己負担額は抑えられています。
たとえば、年収約370〜770万円の方の場合、1ヶ月の医療費の自己負担上限はおよそ8〜9万円程度です。
ある程度の貯蓄があれば、医療保険をなくしても対応できるケースもあります。
「医療保険に入ってるから安心」という感覚で何となく払い続けているなら、一度「もし貯蓄で払えるか?」と考えてみてください。



貯蓄が少ない時期は医療保険が安心感になりますよね。家族の状況や資産状況に合わせて判断するのが大事です。
③がん保険・特約の重複をチェックする
「医療保険」「がん保険」「入院特約」など、複数の保険に加入していると、保障が重複していることがよくあります。
たとえば、医療保険の入院給付に加えてがん保険の入院給付も受け取れる場合、「がんにはかなり手厚い一方で、その他の疾患には薄い」といった偏りが生じることも。
保険証券を並べて、どの保険がどのリスクをカバーしているかを一覧化してみることをおすすめします。
④保険料払込期間と解約返戻金を確認する
終身保険や養老保険など、貯蓄性のある保険は「払込期間」と「解約返戻金」の確認が重要です。
早期解約すると解約返戻金が元本を下回る(元割れする)ケースもあります。
「今すぐ解約すべきか」「払い済みにするか」「継続するか」は、担当者やFPに相談しながら慎重に判断しましょう。
⑤子どもの成長に合わせて定期的に見直す
生命保険は一度入ったら終わりではありません。
結婚・出産・住宅購入・子どもの独立など、ライフステージが変わるたびに必要な保障も変わります。
目安として、以下のタイミングで見直しをするのがおすすめです。
- 結婚したとき
- 子どもが生まれたとき
- 住宅ローンを組んだとき(団体信用生命保険との関係を確認)
- 子どもが独立したとき
- 定年退職・収入が変わったとき
見直しで実際にいくら節約できる?【りくの実例】
僕が30代で家計を見直したとき、生命保険を含む固定費の削減に取り組みました。
当時は「なんとなく入ったまま」の保険が複数あり、内容を整理してみると保障が重複している部分がありました。
不要な特約を外し、保障内容を整理した結果、保険料を月数千円抑えることができました。
小さく見えるかもしれませんが、年間にすると数万円の差になります。
そのお金を積立投資に回せば、長期では大きな差になります。
固定費全体の見直し実録はこちらの記事でも詳しく書いています。
▶ 固定費を見直したら月2〜3万円浮いた話|携帯代と保険を削減した薬剤師の実録
生命保険の見直しで使えるサービス・相談窓口
「自分で判断するのが難しい」という方には、無料で利用できるサービスを活用するのがおすすめです。
無料のFP相談サービスを活用する
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談することで、今の保険が本当に必要かどうかを客観的に確認してもらえます。
最近は「無料でFPに相談できるサービス」が増えており、お金に関する総合的な悩みを話せる場として人気です。 特定の保険会社に偏らないアドバイスをもらえる独立系FPへの相談がおすすめです。
※無料相談サービスの多くは、相談後に保険の提案を受けることがあります。あくまで自分の判断で契約するかどうかを決めましょう。
オンライン保険比較サービスも便利
複数の保険を一括で比較できるオンラインサービスもあります。
自分のペースで確認できるので、「まず情報収集だけしたい」という方にも向いています。
保険の見直しに興味があれば、まず無料相談から始めてみるのが最もハードルが低い一歩です。
見直しのときに気をつけたい注意点
保険の見直しはメリットが多い一方で、いくつか注意点もあります。
ここを知らずに進めると損をすることがあるので、しっかり確認しておきましょう。
解約前に新しい保険に加入する
「今の保険をやめて新しい保険に切り替えたい」という場合は、必ず新しい保険の加入が確定してから現在の保険を解約してください。
解約してから新しい保険を探すと、その間に保障がなくなってしまいます。
また、年齢が上がると保険料が高くなったり、健康状態によっては加入できないケースもあります。
告知義務に注意する
新しい保険に加入するときは「告知義務」があります。
健康状態や過去の病歴などを正直に申告する必要があり、虚偽の申告をすると保険金が支払われないことがあります。
持病や過去に入院・手術の経験がある方は、加入できる保険の選択肢が限られることもあるため、FPや保険会社に相談しながら進めることをおすすめします。
まとめ|生命保険の見直しは固定費削減の第一歩
生命保険の見直しで押さえておきたい5つのポイントをまとめます。
- ①死亡保障は「扶養する家族がいる人」に絞る
- ②医療保険は公的保険と貯蓄で代替できないか考える
- ③がん保険・特約の重複をチェックする
- ④貯蓄性保険は払込期間と解約返戻金を確認してから動く
- ⑤ライフステージが変わったら定期的に見直す
保険の見直しは「削減するだけ」ではなく、「本当に必要な保障を、必要な分だけ持つ」ことが目的です。
難しく考えすぎず、まずは保険証券を取り出して中身を確認することから始めてみてください。
見直しに自信がない方は、無料のFP相談を利用するのが一番スムーズです。
固定費を削減できたら、そのお金を資産形成に回すのがおすすめです。
まずは少額から投資を始めたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。



